瀧川 信
イギリス東南部のバラを訪ねて
 一昨年、スコットランドからイギリス北西部(湖水地方〜コッツオルズ)を歩きましたので、今年は、6月14日から24日の間、夫婦二組で、ロンドンとイースト サセックスの2箇所を宿泊場所にして、鉄道とレンタカーを使い、ロンドン、ケント、サセックス、サリーの美しい各州へ、バラを訪ねての楽しい旅をしてきました。

*訪れた庭園
   数え切れないほどあるガーデンの中から、先ず、ローズガーデンを選び、続いて,
オールドローズも美しいといわれる名園を選びました。セレクションは、悪くはなかったようですが,行けば良かったと思われたガーデンがまだ山程ありました。
1)London 市内:
    ・Regents Park内の
           ”Queen Mary's Rose Garden ” 、
     ガーランド(Gerland)一杯に咲くランブラーが
         実に見事でした。
    ・王立バラ協会運営のThe Gardens of The Roseは
         改修中で、今年見学中止でした。
2)Hampshire 州:
    ・” Mottisfont Abbey Garden ”、  
          美しく一面に咲くオールドローズと
      コンパニオンプランツが見事でした。
3)Surry 州 :
    ・”RHS Garden Wisley  ”、 有名なボーダー 及びローズガーデンです。
4)W.Sussex 州:
     ・”Nymans Garden ”、 素晴らしくロマンテイックな
           ローズガーデンと樹木豊かな名園です。

5)E.Sussex 州:
     ・”Pashley Manor Gardens ”、 
              綺麗に咲くバラがちりばめられたエレガントな名園です。
          ジョウジアン ファサードに這うつるバラが絶品です。
6)Kent州:
    ・”Sissinghaurst Castle Gardens ” 洗練された美しさのホワイトガーデン、壁面を飾るランブラーは見事です。 
7)Norfolk 州 :
    ・”Mannington Hall Gardens ”、 オールドローズ一杯の珠玉のバラの花園です。
    ・”Elsing Hall”、15世紀チューダー王朝時代の館と、それを取り囲むバラの咲き乱れる庭園です。珠玉のバラの咲く情景です。  
           ノワゼット、ランブラー、ハイブリッドモスカーター等200種ほどあります。オープン日曜14:00のみ。
8)E.Sussex 州:
    ・”Shortgate Manor Farm (B&B)”、ウオルターズ夫妻の丹精こめられたバラと
     クレマテイス、宿根草が庭に一杯、特に、ランブラーが見事です。(バラは70〜80本)
     このB&Bは、巡回の拠点として選んだゲストハウスです。 ガーデンラバー向けの
     リストから選びましたが、朝、夕、のんびり、じっくり、花々を楽しみました。
*旅の思い出
 1) 幸いなことに花の時期としては、どのガーデンもベストでした。
    日曜日だけオープンするElsing Hall の見頃は、年一日といわれていますが、これもベストでした(6/20)。
 
 2) 花はどれも日本よりは大きめで、ビッシリ咲き重なっています。沢山の花が密度濃く咲きかたまるランブラーが、印象的でした。
       また、建物のファサード(仏、正面)や壁面を必ず飾るつるバラの姿が真に美しい限りでした。
 
 3) 最も感激したローズガーデンは、Elsing Hall でした。
       ロンドンから2時間半(鉄道)のノーウィッチという田舎にありますが、ロザリアンとしては、必ず訪れたい所に思いました。
   この世に、こんな美しいバラの咲く情景があるのかと、立ちすくんでしまいました。感動でした。
 
 4)バラとは関係ありませんが、
      宿としたB&Bの近くに、サマーオペラで有名なGlyndeboune Operaが開催されており、運良くチケットを入手できましたので、一晩楽しんできました。
   このオペラハウスは広く美しいガーデンの中にあり、幕間に、ガーデンの好きな場所で、ピクニックデイナーを食べる事が趣向になっています。
      なかなか、お洒落なオペラ鑑賞となりました。
 
   滞在期間中天気にも恵まれ、バラを訪ねての素晴らしい旅が出来て大満足でした。